結婚相談所でうまくいかない人に共通する特徴と原因とは

「結婚相談所に登録すればすぐに結婚できると思っていた」という人は多いです。

ところが、実際には結婚できないまま何年も婚活を続けたり、諦めて退会したり、なぜうまくいかないのでしょうか。実は、結婚相談所での婚活がうまくいかない人には、共通する特徴があります。なぜうまくいかないのか、原因を探ってみましょう。

 

結婚相談所でうまくいかない原因を段階ごとに解説

結婚相談所での婚活がうまくいかない人は、大きく次の3つに分けられます。

・お見合いが組めない

・お見合いは組めるけど、お見合いのあとで断られる

・交際が続かない

上記の3つのいずれかで、毎回失敗してしまうのです。これは、失敗の原因がわかれば、チャンスがあるということになります。なぜうまくいかないのか、原因を探ってみましょう。

 

お見合いが組めない

自分からお見合いを申し込んでも断られてしまう。会ってみたいと思う人から申し込んでもらえない。このような場合は、せっかく結婚相談所で婚活をしても、最初のスタートであるお見合いができません。お見合いが組めない原因は2つあります。

 

プロフィールに魅力がない

結婚相談所では、プロフィールを見て自分から申し込み、また、お相手からの申し込みを受けるかどうかを決めます。

まず、写真をチェックしてみましょう。自撮りや無表情の写真、集合写真を使っていませんか。写真に問題があると思われる場合は、少し費用がかかりますが、写真スタジオで撮り直しましょう。また、写真の服装もチェックしてみてください。モッサリした人からしか申し込みが来ない、と悩んでいる場合、写真の服装や表情がモッサリしている可能性が高いです。

プロフィールは空欄が多くなっていませんか。また、お相手への希望ばかりを書いていませんか。「両輪と同居してもらえる人を希望します」「全国転勤についてきてくれる人を希望します」「専業主婦をさせてくれる人を希望します」などは、会う前に伝えるのはおすすめできません。よほどの魅力がない限り、断られる可能性が高いです。好きでなければ許容できないことを、好きになれば許容できたという経験がありませんか。まだ興味のない相手に専業主婦になりたい、と言われるのと、好きになってどうしても結婚したい相手に言われるのとでは、違いますよね。

 

高望みをしている

結婚相談所で知り合う場合でも、分相応のお相手にしか会うことができません。

男性の場合は10歳以上年下に女性に申し込むケースや、容姿を重視している場合が挙げられます。

女性の場合は、年収や学歴へのこだわりが挙げられます。

あれもこれもと条件をつけるのではなく、まずは会ってみようと思えば、お見合いが組めるようになる可能性が高いです。

 

お見合い後に断られる

お見合いが組めるということは、プロフィールには問題がないということになります。

会ってみたらフィーリングが合わなかったという場合もありますが、いくつかの原因が考えられます。

 

実物と写真のギャップが激しい

何年も前の写真で体型が違う、プロのメイクや加工した写真とのギャップが原因であることが多いです。

お見合いには、可能な限りプロフィール写真と同じ服装で行き、ヘアメイクも再現できるように努力してみましょう。

 

態度が悪い

貧乏ゆすりや腕組み、食べ方が汚いなどのほか、言葉遣いやお店の人への態度も気をつけなければなりません。普段からがさつな生活をしている人は、お見合いの場だけ品よくしようと思っても、普段のおこないが出てしまうものです。日頃から立ち居振る舞いや言葉遣いには気をつけて生活しましょう。

 

会話が成り立たない

職務質問や面接のように、一方的に質問をする人がいます。緊張して、何か話さなければという焦りからそうなってしまう場合は、少し落ち着いて会話のキャッチボールを心がけましょう。

お見合いは初対面なので、どのような人なのかを知るための時間です。お互いが楽しい気分になれる話題を話しましょう。

 

清潔感がない

お見合いでは顔や髪はもちろん、服装など、細かい部分に目がいきます。清潔感とは、お風呂に入っているから大丈夫、というものではないのです。服装や髪、歯や爪など、細かくチェックされています。

また、ニオイにも気をつけましょう。汗や体臭だけでなく、タバコや香水も注意が必要です。

 

交際が続かない

お見合いから仮交際に進めても、2回目のデートで断られてしまう、仮交際はある程度続くけど真剣交際に進めない、などのパターンがあります。

同じ言動をしても、それをよく思う人がいれば悪く思う人もいます。しかし、共通して悪い印象になる言動があるので、ご紹介します。

 

男性側の原因

もっとも多い原因が、デートでの勘定です。最近は割り勘派の女性も多いですが、1回目のデートは男性がご馳走したほうが印象はいいです。普通の出会いと違い、結婚相談所での婚活は、同時に複数と交際できます。

まだ知り合ってどのような人かわからない場合、スマートにエスコートしてご馳走する男性と、キッチリ細かく割り勘にする男性がいた場合、前者に魅力を感じてしまいがちです。

デートプランを、自分の好みだけで決めていませんか。自分の興味だけで、お相手の気持ちを考えないデートばかりだと、断られてしまいます。

 

女性側の原因

男性にご馳走してもらって当然、という態度になっていませんか。支払うそぶりもなく、お礼もいわないようでは、断られてしまいます。最近では割り勘派の女性が増えているので、男性にご馳走してもらった場合は特別だと思い、感謝の気持ちを伝えましょう。

デートプランを相手任せにしてしまうと、お相手は疲れてしまい、会うのが面倒になってしまいます。お相手に気を遣ったり、遠慮してしまったりして、自分の希望を言えない人もいます。しかし、男性にしてみると、結婚してからも自分がすべて決めて引っ張っていかないといけないのだろうか、と思われてしまいますよ。

また、女性の中には知り合ってすぐの段階から、まるで身辺調査のように詳細な情報を聞き出そうとする人がいます。お相手の勤務先や資産状況、家族の学歴など、知りたい気持ちも理解できますが、ほどほどにしないと嫌われてしまいます。

 

まとめ

結婚相談所の婚活でうまくいかない原因を、お見合前、お見合い後、交際中のステージ別にご紹介しました。

ひとりで婚活をするのではなく、せっかく結婚相談所で婚活しているのですから、カウンセラーにどんどん相談してみましょう。